不動産投資のデメリット
どうもRoma(ろま)です。
不動産投資家で不動産投資のアドバイスをしている人間が、あえてこのテーマについて語りたいと思う。
そもそも不動産投資っていう言葉だけが世に中に知れ渡り、中身を知らない人が多すぎる。店舗ビル、レジデンスマンション、戸建て、駐車場経営、土地運用…様々な種類の不動産がある。
大成功してる人もいるが中には大失敗して借金地獄の人もいる。働かなくても家賃収入だけで生きていけるという上手くいく道もあれば、急に人生が変わってしまうほどイバラの道に足を踏み入れるかもしれない。それぐらい不動産というものは人生に多大な影響を与える。
だからあえて、不動産投資のデメリットをお伝えしたいと思う。
サラリーマンの中でも不動産投資をやりたいって思った人もいるかもしれない。サラリーマンが不動産をやったら最強だけど、デメリットを知らないまま進んでほしくない。
なぜって?デメリットがわかれば対策もわかるから。では不動産投資のデメリットの部分をお伝えしていこう。
①返済リスク
当たり前田のクラッカーだけど、お金を借りたら返さなくてはいけない。
幼稚園でも人にものを借りたらちゃんと返すように教えられてきたよね。不動産投資はほとんどの人(99%)の人が銀行や金融機関からお金を借りて物件を買う。これを融資という。
この融資が最大のメリットでもあるけど、ここがデメリットに働くことにもなる。借りたら返す。いわゆる返済。この返済すると言う責任を負わなければいけなくなる。逆に言うと、借りなかったら返さなくていいからね。責任もつ必要がない。
まず、不動産には責任が伴うということがわかって欲しい。
普段から責任負いたくない!って人はこの時点でやめた方がいいね。ただ、不動産の借金は普通の借金と考え方がちと違う。クレジットカードのリボ払いやカードローンのように、金利が高く悪い借金ではないから。
クレカのリボ払いやカードローンは最悪だよ。年利15%以上も取られていつまで経っても元本が消えない。
例えば50万円のリボ払いで返済までにいつまでかかるか。月々1万円返済にするとなんと6年7ヶ月もかかる。79回1万円を払い続けることに。こういう借金はしない方がいい。なーんにも生まないしお金だけ減る一方だから。
でも一般的に不動産投資は良い借金と言われる。
借金して物件買って、その物件から家賃収入が入ってそれで借金を返す。返し終わったらその物件はあなたの資産になる。借金すればするほど資産を産むというのが不動産投資。
でも、返済する責任を負うことには変わりない。ここのハードルを越えられる人だけが不動産投資をして家賃収入を得られるんだ。
②他の投資に比べると流動性が低い
株やFXのような代表的な投資もあるけど、それらの投資と比べると流動性が極端に低くなる。
あ、流動性ってのは簡単に言うと現金になりやすいかってこと。株は売れば現金になるしFXは口座のお金がそのまま増える。現物の金やブランド物を質屋に売ればお金になるよね?すぐにお金に変わってくれる。
でも不動産を持つと現金化するのに少し時間がかかる。理由は、物件が売れないと現金にならないから。
しかも普通に不動産は何千万、何億とするのでそんなにすぐパッとは売れない。契約も手順を踏んでやるから時間がかかる。しかも高価だから一般の方はなかなか手が出せない。コンビニで牛乳を買うようなポイっとカゴに入れるのと訳が違うので、高価な分スピードが遅い。
比べてさっきの株やFXのようなものは証券取引場などですぐに現金化ができるからね。現金にしやすい。
すぐに現金が必要だ!といった人には向いていないのが不動産投資だ。
③金利の上昇を考えないといけない
お金を借りると返さないといけない。
これは伝えたけど、返す時にお礼として金利をつけて多く返す。不動産投資の金利は昔に比べるとだいぶ低いけど、この金利が上がったら返す金額も大きくなる。
例えばね、1%金利が上がったとしよう。
1万円を借りて金利1%で返すと1年後に10100円で返さないといけない。100円が金利だ。じゃあ2%になると10200円で返す。なんだたった100円じゃないか。そうだ。1万円の金額なら100円が増えるだけでいい。
しかし不動産は何千万とするもの。しかも年数も伸ばして返す。
例えば5000万円借りて金利2%、20年で返済する時は月々252,941円。年数を変えずに金利3%で返済すると277,298円。月24000円以上返済金額が大きくなる。借りたお金の額は変わらない。でも金利が1%でも上がると返すお金が多くなる。年間で言ったら30万近くになる。だから金利が上がると不動産投資は大打撃を受ける。
この金利というもの。いつ上がるか分かりません。分かってたら教えて欲しい。
現状は金利が低いので借りれば返済に困る事はないけど、もし金利が上がった場合は返済を圧迫する。
常に経済の状況を見つつ、対策を練っていかなければいけない。
このようにデメリットもあるのが不動産投資。
また不動産には3大リスクと言うものがあり「空室リスク」「修繕リスク」「家賃下落リスク」を対策しておかないとえらいことになる。
※この3大リスクの対策は有料マガジン(500円)にて公開中
ただね、安心して欲しいのはデメリットが分かっていれば対策が取れること。
だから間違った対策の仕方をすると不動産投資は自殺行為になる。
絶〜〜〜対にやめよう。
もし不動産投資を始めるなら、かならず専門家のアドバイスを聞いてから行うべき。