仕事と遊びのベストなバランスって?
どうもRoma(ろま)です。
35歳で挑戦したトライアスロン。あの時は25mしか泳げない状態でよくチャレンジしたなと自分を褒めたい。なんたって1.5kmを泳ぐんだから、どう考えても無謀でしかない。
その前にはベストボディジャパンに出場したり、千葉の山奥に行って洞窟探検を1時間ぐらいしたり、なんだかんだアクティビティな遊びをしてきた。
当然仕事もしながらだけど、仕事ばかりしてたら遊びはできないし、遊んでばかりいたら収入が減ってこれまた遊びにいけない。
じゃあベストなバランスってあるのかな?ということで仕事と遊びのベストなバランスについて今回お伝えしていきたいと思う。
極限までワーカホリックになり、これまた極端に仕事しない時期もあった僕が経験談として出した結論をお話ししていく。
①ワーカホリック時代
これは社会人になってすぐの時代から起業して3〜4年まで。ほとんどの時間を仕事に費やしてきた。
1つ目の会社は従業員の人数が少なく、朝の始発から夜の終電までずっと仕事をしていた。ある時期は終電にも間に合わないのでバイクで通勤して帰ったこともある。
そして27〜29歳の時は飲食店の経営のお手伝いをしていて、ここはブラックすぎるブラック企業。朝9時から夜中3時まで毎日18時間、休みなく働いていた。そしてもらっていた給料は月15万円…。この時の月の労働時間は540時間。
これではヤバい!と思って起業して、それからも売り上げを伸ばすためにずーっと仕事して会社を維持してきた。
起業してから3〜4年の間は、奥さんと家でご飯を食べたのは年1〜2回ほど。それ以外は仕事関係の人と会食の連続。打ち合わせをしたり、旅行に行くのも仕事仲間と行ってるので本当の意味でリフレッシュはできてない。家庭を疎かにして仕事に打ち込む毎日だった。
たしか起業して4年ぐらいは1日も休まなかった。年末年始ももちろん仕事。朝7時から仕事して夜1時〜2時くらいまではぶっ通し。バリバリの仕事人間の経営者だった。
その分暮らし自体は豊かになり、家も都内にいくつかあって、食べるものもミシュランの星を取ってるお店ばかり。ほんと、贅沢な暮らしをしていた。
この時は遊びにかける時間は0。ストレスは極限まで達していた。
そのせいなのか、Amazonで裁縫セット(たしかナップサックかなにか)の生地を買った時、奥さんから「あなた大丈夫?病んでない?」と言われたぐらいだ。
たしかに僕は裁縫なんかしない。でも、何か仕事を考えなくていい時間を過ごしたいために、ただナップサックを作ってみようとポチったんだと思う。
この時よく周りには「ちょっと大きめのスーパーに行って、買い物カートを押しながらゆっくり買い物したい」なんて言ってたものだ。え?そんなのすぐできるでしょ?日常じゃん!ってことが、忙しすぎてできなかった。それぐらい仕事に時間を費やしていた時代だった。
もうお分かりのように、仕事ばかりに打ち込むとストレスが発散できなくなり、意味不明な行動や言動をくり返す。
周りも違和感を感じるぐらい。仕事人間になっても得られるのはお金と名声だけ。でもそれで全てのストレスは発散できないもんなんだよね。
②適度な仕事時代
ワーカホリック時代は仕事だけに全注力を注いでいた。
実は働いて数年の間は、会社員ではあったけど適度なバランスをとりながら仕事をしてた時代があった。それが25歳〜27歳あたり。
ここでは給料もちゃんと貰える会社にいたので、収入も周りより高かった。
労働時間も自分で制限していて、残業は極力せずに帰っていた。もちろんアフター5も楽しんでいて、映画を観に行ったり美味しいご飯を食べたり。休みの日は都心までお買い物に行ったり、ちょっとステキなレストランでディナーを楽しんだり。まあその若さではいろんな経験をさせてもらった。
会社員ではあったので、自由に休みを何ヶ月も取れる身分ではなかったが、それなりに旅行にも行ってた。
大体週5日が仕事で、定時は17時。週の労働時間は40時間というまあまあ通常のホワイト企業。
ワーカホリック時代にはなかった仕事と遊びのバランスが取れていた時で、この時は人生も楽しいなーって思えた時だった。サラリーマン時代ではいちばん充実していた。
③全く仕事をしない
ワーカホリックから一変。起業して5年目以降は全く仕事をしない時期になっていた。
別に仕事が嫌いとか、仕事自体がなかったわけじゃない。
意図的に仕事をセーブしてた時代だった。大きな理由としては「子供が生まれた」こと。
家族が増えて、ちょっとの間はワーカホリックを引きずってたけど、子供が成長していく過程のなかで考えを変えていった。とにかく子供の成長を長く見たい!と思い、従業員に「これからは仕事はセーブする。でも給料はちゃんと払う」ということを約束して仕事を毎日1時間だけ。それも週3日だけやるようにした。
週の労働時間は3時間。月にしても12〜13時間ぐらいしか仕事をしなかったので、今までのペースの1/40ぐらい。
朝5時に起きて、瞑想をして心を癒してから近所の公園を散歩してた。その時はよく本を持ち歩いていたので、森林浴しながら本を読んだり。
で、散歩から帰ってくると家族と朝食。そのあと午前中にサクッと仕事を終わらせてお気に入りのカフェに行く。
その時も本を持って行ったりiPadで映画を観たり。週2日はジムに行ってパーソナルトレーナーと筋トレ後にサウナでリラックス。またはプールに泳ぎに行ったり体を動かしていた。
で、夕方に帰ってきてからは家族と買い物に行ったり夕食を一緒に作ったり。早めにご飯を食べてお風呂に入って、子供が寝たら奥さんと団欒して22時には寝る。そんな生活を続けていた。
なんか自慢っぽく聞こえたら申し訳ない。でも、続けてるとちょっと物足りなさが出てきた。この心の変化から、ベストな仕事量ってどれくらいなのかなっていうのを自分で考えるようになった。
④ベストなバランスって?
ワーカホリックが長かった分、仕事をするのが当たり前の人生になっていた。
その反動のような形で全く仕事をしない時期もあり、自分にとってベストな仕事量を探した結果「週3日。1日4~6時間ほど」の仕事量がベストなんだと思う。
この理由としては、普通の就業時間(だいたい8時間)だと長く感じる人も多いと思う。僕もそう思うし、集中力だって8時間なんてぜったい続かない。
むしろ午前中だけとか、午後だけなど区切って仕事をしたほうが集中力も続いて高いパフォーマンスで仕事ができた。
また、週5日の勤労も長すぎる。休みはもっとあってもいい。
しかし休みすぎるとまた暇になる。実は暇って怖くて、暇な時ってだいたい不安なことを考えがち。
「売り上げ大丈夫かな」「お客さん来るかな」「こんなに遊んでていいのかな」大丈夫なように予定を組んでても、頭の中って大体マイナス要素を拾って現実に現したりする。脳って怖いよね。
でも、常にキケンを察知しようとしてるから人間は生きてこれたし、この脳の構造は大昔から変わっていない。今はマンモスも恐竜もいないのに、狩をしていた時の構造から変わってないから常にキケンを察知するアンテナが張っている。
だから、何もしてないと不安になるというのが現状だ。そこで、適度に充実させられるように仕事もして、休みも同じようにとる。ちょうど半々ぐらいのバランスをとってみよう。
あの仙人のような生活(ほぼ仕事をしていない状態)から仕事量を週3日で1日4~6時間に戻すと、家庭も仕事もうまくいった。これが僕のベストなバランスだった。
あくまで参考程度だけど、あなたも今フリーランスや経営者なら仕事量をちょっと減らしたり増やしたりして、バランスをとってみてほしい。
サラリーマンの人には「いやーそんなの理想であって、現実はムリだよ」って人も多いので、このような生活をする基盤をつくってほしい。
そのためには働かなくても入ってくる収入源を確保しておくこと。それだったらサラリーマン大家がいちばん近道なんじゃないかな。
不動産投資をすると家賃収入が手に入るし、本業でも副業でも安定した収入を得られる。数年経ったらほんとうに理想の生活をするために脱サラするサラリーマンもいるくらいだ。
最初は知識がないと怖いと思うから、僕のマガジン(500円)で不動産の知識を高めてくれたら嬉しい。気になったらぜひ読んでみて。
まずは仕事をガムシャラにやってみるのもよし。そこから休みがどれくらい欲しいのか調整してもよし。やってみないと自分のベストなバランスってわからない。
仕事は人生のほんの一部。ぜひあなたの充実した生き方にシフトしていってくれ。